⑪ 髪の傷みについて
そもそも髪ってどうして傷むんでしょう?
それに傷んだ髪にはどんなケアがオススメですか?
傷んでパサついた髪はフケて見えますし、しっかりケアしたいですよね。
ここでは髪が傷む仕組みと対策についてご説明していきますね。
Step.1 原因
前項のヘアカラーでもご説明しましたが、『髪の傷み』とは、キューティクルの乱れによって
髪内部の栄養素が漏れ出てしまっている状態です。
髪が傷んでしまう原因ですが、
◎ヘアカラー
◎パーマ・縮毛矯正
◎紫外線
◎キツイ洗浄成分
◎間違った洗髪・ドライ方法
などがあります。
Step.2 対策
上記の原因別の対策方法を簡単にご説明します。
◎ヘアカラー
・頻度を減らす。
・痛みの少ない方法に変える。(参照)など。
◎パーマ・縮毛矯正
・頻度を減らす。
・ダメージの少ない方法(水パーマ等)に変える。
・くせ毛を活かしたヘアスタイルにする。
◎紫外線
・帽子を被る
・頭髪用のUVケア製品を使用する。
◎キツイ洗浄成分
・①洗浄成分を参考に、刺激の少ない洗浄成分を使ったシャンプーに変更する。
・傷みが酷い時は石けんシャンプーは避ける。
◎間違った洗髪・ドライ方法
・髪をゴシゴシ洗わない。(こすりダメージ軽減)
・シャンプーをしっかり泡立てる。(摩擦軽減)
・タオルドライは押し付けて水分を吸収させるだけ。
・自然乾燥ではなくドライヤーで乾燥させる。
・ドライヤーは高温と冷風を交互に。
などがあります。
キューティクルは水に濡れただけで開くほど弱いので、
出来るだけすぐに乾かし、摩擦や熱などにも気を付けましょう。
Step.3 オススメ成分
すでにダメージを受けてしまった髪のケアについて。
傷んだ髪のケアは、流れ出てしまった栄養素を補給してあげ、キューティクルを整えてあげることが基本です。
それぞれのケアにオススメの成分を一部ご説明しますね。
◎栄養・保湿
・加水分解(PPT)ケラチン
・加水分解(PPT)シルク
・セラミド(セラミドNP等)
・加水分解ヒアルロン酸
・リピジュア(ポリクオタニウム-61)
・アミノ酸(アルギニン、イソロイシン等)
・植物オイル(オリーブ油、椿油等)
◎キューティクルケア
※頭皮には付かないようにする!
・シリコン(ジメチコン、シクロペンタシロキサン等)などなど。
・ポリクオタニウム-10
・カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド等)
髪のダメージが気になる方は、これらの成分が配合されているヘアケア製品がオススメです。
髪って色んな原因で傷んでしまうんですね。
でも普段のケアでも予防できるって知れて良かったです。
ちなみに髪は[死んだ細胞]なので、あまりにダメージが大きすぎると補修も出来ません。
とにかく傷まないように日頃からケアすることが大切ですね。